（独）宇宙航空研究開発機構（JAXA）は7月24日、国際宇宙ステーション（ISS）に滞在する日本人宇宙飛行士用の食品候補を広く一般企業から募集すると発表した。
　JAXAは、ISSでの日本人宇宙飛行士の食事を、より栄養バランスなどの良い宇宙食の実現を図ることを目指している。
　その一環として、ご飯、パン、麺類、肉料理、魚（魚介）料理、野菜料理、汁物、デザート、飲み物、調味料、の何れかに該当し、ISSに長期滞在する宇宙飛行士の栄養バランスの向上、精神的ストレスの低減、パフォーマンスの維持などに寄与する「宇宙日本食」の新メニュー候補を募集するというもの。
　募集の締め切りは、今年の12月2日。日本国内の製造設備でその新「宇宙日本食」を製造できる企業であることが応募の条件。
　応募食品は、今年の12月下旬に開かれるJAXA有人サポート委員会宇宙食分科会で審査し、10品目程度を宇宙飛行士用食品候補に選定する予定という。
　問い合わせなどは、JAXA宇宙飛行士運用技術部内「宇宙日本食事務局」（EメールSPACEFOOD@jaxa.jp）へ。

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