国土交通省の国土地理院は6月4日、場所の情報(緯度、経度など)を日常生活で必要な位置情報サービスに利用する研究を同院と共同で行う民間企業を公募すると発表した。
この研究は、平成25年度から2年計画で実施する「場所情報コードの位置情報サービスへの応用に関する共同研究」。
位置情報サービスは、携帯機器などにより利用者のいる位置を知らせるサービス。共同研究では、場所情報を符号(コード)化した場所情報コードを用いた屋内外ナビゲーションに関する研究などを行い、高齢者や障害者が自力で移動できるようにする福祉への利用や、防災、観光、交通案内などへの活用を目指すとしている。
公募の締め切りは、7月5日。共同研究企業の決定は、8月上旬の予定。
研究内容についての問い合わせは、同院測地部計画課(TEL029-864-4719)へ。手続きなどについては、同院企画部企画調整課研究調整係(同029-864-4584)へ。
No.2013-22
2013年6月3日~2013年6月9日