国土交通省の国土技術政策総合研究所は6月7日、トヨタ自動車(株)、日産自動車(株)などと「大縮尺道路地図の整備・更新に関する共同研究」を行うと発表した。
地図の縮尺には、大縮尺、中縮尺、小縮尺があり、国土地理院の地図は500分の1から2500分の1を大縮尺としている。共同研究は、官民が保有している地図や図面などを活用して大縮尺道路地図を効率よく整備・更新する手法を平成27年3月までに確立しようというもので、大縮尺道路地図と車載センサーを組み合わせた自動車の新しい安全運転支援サービスの実現を目指すとしている。
共同研究には、トヨタ、日産のほか、▽アジア航測(株)▽(株)インフォマティクス▽(一財)日本デジタル道路地図協会▽(株)ウエスコ、岡山理科大学▽阪神高速道路(株)▽(株)ゼンリン▽(株)パスコ、▽NTT空間情報(株)▽(一財)道路管理センター、などが参加する。
No.2013-22
2013年6月3日~2013年6月9日