国土交通省の国土技術政策総合研究所(国総研)は5月16日、今年度から新たに地震や津波に関する8つの「プロジェクト研究」を開始すると発表した。
「プロジェクト研究」は、その分野の研究者を結集し3~5年計画で実施している国総研の重点研究。新たに開始する8つのプロジェクト名と研究期間は、次の通り。
▽ 大規模地震災害時における最低限の下水道機能維持・早期復旧に関する研究(平成25年~27年)
▽ 電力依存度低減に資する建築物の評価・設計技術の開発(同)
▽ 持続可能な社会・経済・生活を支える社会資本の潜在的役割・効果に関する研究(同)
▽ 道路インフラと自動車技術との連携による次世代ITS(高度道路交通システム)の開発(同)
▽ 災害拠点建築物の機能継続技術の開発(平成25年~28年)
▽ 港湾地域における津波からの安全性向上に関する研究(同)
▽ 東日本大震災によって影響を受けた港湾域の環境修復技術に関する研究(同)
▽ 社会資本等の維持管理効率化・高度化のための情報蓄積・利活用技術の開発(同)
No.2013-19
2013年5月13日~2013年5月19日