JAXAが相乗り小型衛星ワークショップ

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月22日午前10時~午後5時、東京・一ツ橋(千代田区)の一ツ橋講堂で、「JAXA相乗り小型衛星ワークショップ」を開催する。このワークショップでは、JAXAでのこれまでの小型衛星の開発や運用に関する成果、成功の秘訣を共有するほか、相乗りの小型副衛星の公募制度や、国際宇宙ステーションの「きぼう」から放出する小型衛星の通年公募について紹介する。プログラムは、「SDS-4」の運用・成果」のテーマで、平成24年5月に相乗りで打ち上げられた小型実証衛星「SDS-4」について、衛星開発全般や運用成果の紹介、今後の開発者への提言などを行う。「公募超小型衛星通年制度の紹介」では、募集・選定から打ち上げ・放出までの流れなどを紹介。また、「SDS-4」と同時に打ち上げられた相乗り衛星の「鳳龍弐号」について、開発した九州工業大学関係者が開発と運用結果からの教訓を紹介。さらに、「きぼう」からの放出小型衛星の成功の秘訣などについて関係者が発表する。参加は無料。事前登録が必要で、氏名(ふりがな)・所属・役職(または学年)・電話番号・E-メールを記入し、メールで小型衛星公募担当窓口に。問い合わせは、(財)日本宇宙フォーラム相乗り小型副衛星担当(TEL03-6206-4901)へ。