つくばエキスポセンターは3月2日、17日につくば市(茨城)の同センターで、新しいがん治療であるBNCT(ホウ素中性子補足療法)について研究者による講演を行う。BNCTは、がん細胞だけを選んでピンポイントで破壊する新しいがん治療法で、がん治療のあり方を大きく変える可能性を秘めている療法。この研究は、つくば国際戦力総合特区の指定を受けて進めている先導的プロジェクトの一つ。2日の講演は、「がん治療の最前線としてのBNCT」のテーマで、筑波大学脳神経外科の山本哲哉講師が講演、17日は、「BNCT用治療装置の開発実用化について」のテーマで、筑波大学生命医科学域の熊田博明准教授が講演する。時間はともに午後2時~同4時45分。参加は無料(入館料は必要:おとな400円、4歳~高校生は200円)。事前予約不要。問い合わせは、同館運営業務部(TEL029-858-1100)へ。
No.2013-5
2013年2月4日~2013年2月10日