農研機構が新技術説明会

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と(独)科学技術振興機構(JST)は3月5日午後1時~同4時40分、東京・五番町(千代田区)のJST東京別館ホールで「第3回農研機構新技術説明会-ヒトと作物をまもる食と農の新技術」を開催する。企業関係者などを対象に、農研機構のもつ特許技術を紹介する。農研機構の特許発明者が、実用化を希望する特許技術を発表、発表後に個別に技術移転、共同研究などの相談に応じる。プログラムは、▽カラフルポテト色素はインフルエンザと胃ガン細胞増殖を抑制(北海道農業研究センター・森元幸氏)▽病気や毒素の診断薬・検査薬としてニーズが高い糖鎖チップの作製方法(食品総合研・今場司朗氏)▽土壌診断法を併用した果樹の白紋羽病の生物防除剤及び防除法(果樹研・中村仁氏)▽ウエストナイルウイルス 特異的血清検査法(動物衛生研・清水眞也氏)▽現場の見える化をサポートするフィールドサーバ(北海道農業研究センター・平藤雅之氏)▽省力作業を提供するイチゴの移動栽培ベンチ(生物系特定産業技術研究支援センター・林茂彦氏)など。参加は無料。定員は100人。参加は、申し込みページから。問い合わせは、新技術説明会についてはJST産学連携グループ(TEL03-5214-7519)へ、連携・ライセンスについては農研機構連携広報センター(TEL029-838-8641)へ。