(独)農業・食品産業総合研究機構の生物系特定産業技術研究支援センター(生研センター)は3月13~15日の3日間、東京・内幸町(千代田区)の区立内幸町ホールで、「2012年度生研センター研究成果発表会」を開く。13日は午前10時30分~午後5時45分の予定で開催。プログラムは、▽筋肉老化を防ぐ抗ユビキチン化ペプチドおよびフラボノイドの開発(徳島大・寺尾純二氏)▽昆虫抗微生物タンパク質改変ペプチドを利用した抗菌性素材の開発(農業生物資源研・石橋純氏)▽D‐アミノ酸に着目した新規機能性食品の開発(九州大・大島敏久氏)▽プロバイオティクスを利用したミツバチ感染病抑制技術の開発(畜産草地研・芳山三喜雄氏)など11の研究成果の発表が行われる。14日は午前9時30分~午後6時10分の予定で、▽植物糸状菌病抑制のためのヴァイロコントロール因子導入法の開発(果樹研・兼松聡子氏)▽二重変異体を用いた新規構造澱粉米の開発(秋田県立大・藤田直子氏)など14の発表が行われる。15日は午前10時~午後2時45分の予定で、▽ウイルスベクターを利用した原虫感染レセプター同定系の開発(東京大・加藤健太郎氏)▽受精卵移植産業の形成を目指した種豚導入・生産システムの構築(動物衛生研・吉岡耕治氏)など7件の発表が行われる。参加は無料。事前申し込み不要。問い合わせは、同センター基礎的研究科(TEL048-669-9190)へ。
No.2013-5
2013年2月4日~2013年2月10日