関原氏が「日本物理学会若手奨励賞」を受賞
:高エネルギー加速器研究機構

 高エネルギー加速器研究機構は2月8日、同機構素粒子原子核研究所の関原隆泰(せきはら・たかやす)博士研究員が「第7回(2013年)日本物理学会若手奨励賞」を受賞したと発表した。
 同賞は、将来の物理学を担う優秀な若手研究者に授与される権威ある賞。関原氏が選ばれたのは、「Λ(ラムダ)(1405)」と呼ばれるハドロン(強い相互作用で結びついた複合粒子)に注目した同氏の「カイラル動力学に基づいたΛ(1405)共鳴の電磁形状因子と構造に関する研究」が評価されたもの。
 この研究成果は、世界の二大物理論文誌といわれる米国物理学会発行の「フィジカル・レビュー」と、欧州の「フィジカル・レターズ」に掲載された。
 同氏は、受賞した研究成果を3月26日から広島大学で開催される「日本物理学会第68回年次大会」で発表する。

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