(独)防災科学技術研究所は2月25日午後零時45分から、東京・一ツ橋(千代田区)の一ツ橋講堂(学術総合センター2F)で「創立50周年記念第8回成果発表会」を開催する。発表会は、第1部が「想定を超える巨大災害への対応」のテーマで、同研究所研究員による講演、▽東日本大震災を踏まえた地震ハザード評価高度化に向けた取り組み▽東日本大震災を受けての災害リスク研究への取り組み▽日本海溝海底地震津波観測網の整備と津波即時予報▽巨大地震にともなう長周期・長時間振動への備え、などが行われる。第2部は、特別講演「東日本大震災津波の際の明暗を分けた避難事例から学ぶべきこと」(四万十市地震・津波対策アドバイザー・都司嘉宣氏)。第3部は、『変容する様々な自然災害への対応』のテーマにで、研究員による▽東日本大震災以降の火山活動▽MPレーダーで見た竜巻をもたらす雲▽頻発・変容する雪氷災害とその予測に基づく対策、などの講演が行われる。入場は無料。定員500人。参加申し込みは、イベント情報ページから。問い合わせは、同研究所アウトリーチグループ(TEL029-863-7698)へ。
No.2013-4
2013年1月28日~2013年2月3日