九州地方の「電子地形図25000」をインターネットで刊行
:国土地理院

 国土交通省の国土地理院は1月31日、九州地方を対象とした最新の2万5千分の1地形図をインターネットで一般ユーザーに提供する画像データサービス「電子地形図25000」を同日から始めたと発表した。
 また、2万5千分の1地形図と同一範囲の九州地方の「電子地形図25000(定型版)」や、同地方の「数値地図(国土基本情報)」も同日刊行した。
 「電子地形図25000」は、インターネットを利用して画像データとして提供するもので、購入者の利用目的に応じて、入手したい地図の中心の位置、出力形式、A4からA0までの画像サイズなどを自由に選択できる。
 「電子地形図25000(定型版)」は、地理情報システムなどで扱いやすいように2万5000分の1の地形図の1図葉を単位とした地図画像。隣接の地図と貼り合わせての利用ができる。
 「数値地図(国土基本情報)」は、行政区画や道路・鉄道・標高などを一つにまとめたもので、地理情報システムなどを使い、必要な情報の選択や情報を重ね合わせて利用できる。
 これらのデータは、道路の開通などによるデータの更新がすぐに基データに反映されるため、日々最新の地図を入手できるのが特徴。
 価格は、「電子地形図25000」が1画像当たり170円(A4)~680円(A0)。「電子地形図25000(定型版)」は、1画像170円。「数値地図(国土基本情報)」は、約10km四方で170円。

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