中央農研が市民講座「お米のおいしさを測る」を開催

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターは8月11日、午前9時30分~同10時30分まで、つくば市(茨城)の「食と農の科学館(つくばリサーチギャラリー)」で市民講座「お米のおいしさを測る」を開催する。講師は、作物研究所の鈴木啓太郎主任研究員。普段食べている米のおいしさ(食味)については、人が炊飯米を食べて視覚や触覚、味覚、臭覚で評価する「食味官能試験」と、米の成分やご飯の硬さや粘りなどを機械で測定する「理化学試験」がある。食味官能試験は、手間と時間がかかるため、いつも行えるものではない。講演では、理化学試験を紹介しながら理化学試験から食味官能試験の結果を推定する取り組みなどを紹介する。参加は無料。定員70人で、事前申し込み不要。問い合わせは、同研究所情報広報課(TEL090-2460-0423)へ。