独フラウンホーファー研究機構と研究協力覚書を締結
:産業技術総合研究所

 (独)産業技術総合研究所は7月6日、ドイツのフラウンホーファー研究機構と「包括研究協力覚書」を締結したと発表した。
 産総研とフラウンホーファーは、日独それぞれを代表する最大規模の公的研究機関。
 フラウンホーファーは、1949年の設立で、ドイツ各地に60の研究所を持ち、科学者、エンジニアの総数は約1万7,000人を数え、実用化に近い応用研究に力を入れている。
 両機関は、太陽光発電の共同研究を昨年6月から開始するなどこれまでも協力関係にあったが、今回の覚書は環境・エネルギー分野、ライフサイエンス分野などの研究協力をより一層推進するため結んだもの。
 産総研は、太陽光発電、燃料電池、高分子アクチュエーター(作動装置)、ナノバイオテクノロジー・医療技術、マイクロマシン技術、光計測技術、情報セキュリティーなどの技術開発で連携を強化し、両国の国際競争力アップに貢献したいとしている。

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