(独)農業生物資源研究所は5月11日、「第1種使用規定承認組換え作物栽培実験指針」に基づき、平成24年度の遺伝子組み換えイネ(複合病害抵抗性イネ)の隔離ほ場での栽培実験計画を公表、併せて説明会の開催を発表した。
栽培するのは、いもち病や白葉枯病に対して複合病害抵抗性が付与されたイネ。実験区域は、2カ所で計520㎡、3つずつ6カ所の計75㎡の水田で行う。水田の周囲や隔離ほ場の周辺には植え込みや防風林を備えている。また、研究所外の水田から約500m以上離れ、他の作物からの隔離距離をとるなど、「実験指針」に基づいた栽培を行う。
一般説明会は6月2日午後4時から同4時まで、つくば市(茨城)の同研究所構造生物学研究棟付属施設(アネックス)2階で行う。説明会に参加するのには事前の申込みが必要。電話(029-838-8469)か、Eメール(nias-koho@nias.affrc.go.jp)で申し込むと、同研究所から申し込み受付の連絡がある。
No.2012-19
2012年5月7日~2012年5月13日