台湾の国立精華大と新材料の共同研究で覚書を締結
:物質・材料研究機構

 (独)物質・材料研究機構は5月7日、台湾の国立精華大学と新金属材料の共同研究を行うことで合意し覚書(MOU)を締結したと発表した。
 同大学は、台北市の南西約70kmの新竹市にある理工系に強い総合大学で、ノーベル賞受賞者を3人輩出している。
 MOUは、同大学の中でも学生数が最も多い(約1千人)材料工学科と結んだもの。同学科の葉均蔚教授は、「高温用エントロピー合金」と呼ばれる新金属材料の概念の提唱者として知られる。
 今回のMOUは、高温用エントロピー合金が先進高温材料として世界的に注目され始めていることから、提唱者の葉教授らと共同研究を進めるため締結した。

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