尾崎名誉教授が「在外公館長表彰」受ける
:高エネルギー加速器研究機構

 高エネルギー加速器研究機構は4月27日、同機構の尾崎敏(おざき・さとし)名誉教授(現・米国ブルックリン国立研究所所長シニアアドバイザー)が在ニューヨーク日本総領事館から「在外公館長表彰」を受賞したと発表した。
 在外公館長表彰は、「諸外国との相互理解、友好親善の促進」などで顕著な貢献があった個人、団体に授与されている賞。2009年の大リーグワールドシリーズで最優秀選手になった松井秀喜選手も同年11月にニューヨーク日本総領事館からこの表彰を受けている。
 尾崎氏は、82歳。1981年に同機構の前身の高エネルギー物理学研究所教授に就任、その後1989年からブルックリン国立研究所で重イオン加速器の開発・建設を10年以上にわたって指揮し、米国の素粒子研究に貢献してきた。
 今回の表彰は、そうした米国での活躍と、日米両国の科学技術交流に尽力してきたことに対し行われた。

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