インドネシアの道路・橋梁研究所と研究連携推進で合意
:国土技術政策総合研究所

 国土交通省の国土技術政策総合研究所は10月18日、インドネシア公共事業省の道路・橋梁研究所(RDCRB)と「気候変動と道路交通環境に関する研究連携」で合意、環境負荷低減に関する研究連携と関連する研究プロジェクトを開始することになった、と発表した。
 国総研とRDCRBは、10月14、15の両日、インドネシアのデンパサール市(バリ島)で「バリ国際シンポジウム」を開催、その席で研究連携の推進が宣言の形で決まったもの。
 具体的には、[1]交通環境に関するガイドライン作成などに関する研究連携、[2]モーターバイクの情報基盤の整備に関する研究連携、[3]トンネル・地下構造物、橋梁の建設保全ガイドライン作成などに関する研究連携、[4]政策立案などに有効な道路交通データの収集技術に関する研究連携、[5]環境負荷低減のための地域の舗装材料の実用化に関する研究連携、を推進する。
 国総研は、「日本の技術の普及と研究連携の推進に努め、アジア諸国のインフラ関連市場の獲得に寄与したい」としている。

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