国土交通省の国土地理院は7月15日、土地の標高を精密に記した「精密基盤標高地図」をインターネットの「国土交通省ハザードマップポータルサイト」で同日から一般に公開すると発表した。
精密基盤標高地図は、航空機からのレーザー測量で得た精密標高データを使って作成した標高地図。河川毎に標高の低い地域から高い地域にかけて青から赤の色付けがされており、低い土地、昔の河道跡(かどうあと)、古い集落と地形の関係などを簡単に把握できる。
日本の主な河川、平野の地形をまるごと見ることができることから、「河川周辺の防災対策や防災意識の高揚につながる」ものと同院では期待している。
「国土交通省ハザードマップポータルサイト」のアドレスは、http://www1.gsi.go.jp/geowww/disapotal/index.html
No.2010-27
2010年7月12日~2010年7月18日