(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月25日、三重県と人工衛星を防災に使うための実証実験を共同で行う協定に調印したと発表した。
この実証実験は、三重県内の災害時の応急対策にJAXAの地球観測衛星、通信衛星を使うことを目指して実施するもの。
JAXAが三重県からの情報をもとに衛星利用の検討や、陸域観測技術衛星「だいち」を使っての同県内の想定被害地域の観測などを行い、三重県はJAXAが保有している「だいち防災マップ」(「だいち」の画像を利用して作った地形図)の有用性の検討と課題の抽出などを実施、両者で実用性を調べる。協定の期間は、平成23年3月31日まで。
No.2010-12
2010年3月22日~2010年3月28日