「きぼう」の野口宇宙飛行士と交信する青少年を募集:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月25日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に滞在している野口聡一宇宙飛行士と直接話をする交信イベントの参加者を募集すると発表した。
 「きぼう」に昨年7月取り付けた衛星間通信システム(ICS)が本格稼動を開始するのを記念して実施するもので、つくば市(茨城)にあるJAXA筑波宇宙センターの「きぼう」管制室からICSを介して野口宇宙飛行士に直接質問する青少年を募集する。
 応募できるのは、今年4月時点の小・中・高校生。交信日は、今年の4月から5月中旬までの原則土曜、日曜だが、平日になることもあるという。交信時間は、日本時間の午後4時から同9時の予定。
 参加者募集の締め切りは、3月22日。野口宇宙飛行士に聞きたい宇宙に関する疑問・質問を書いてWEB(https://ssl.tksc.jaxa.jp/iss/ics_event/application.php)で申し込む。
 同機構では「これまで誰も聞いたことのないようなユニークな質問を期待している」としており、選定結果は4月上旬以降に当選者へ直接連絡する。小中学生は、筑波宇宙センターへ保護者同伴で行けることが条件。同センターまでの旅費は、自己負担。
 問い合わせは、同機構の「野口宇宙飛行士交信イベント参加者募集」事務局(TEL050-3362-3202)へ。

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