(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月24日、同機構の若田光一宇宙飛行士(46歳)がNASA(米航空宇宙局)宇宙飛行士室の「ブランチチーフ」に選ばれたと発表した。 NASAの宇宙飛行士室に在籍する米国や外国の宇宙飛行士は、それぞれの宇宙活動に関連する「ブランチ」と呼ばれるセクションに所属し、12のブランチがある。 各ブランチには、10~30人程度の宇宙飛行士が所属しているといわれ、その各ブランチの取りまとめ役としてチーフを置いている。 若田さんが就任するのは、日本の宇宙実験棟「きぼう」がドッキングしている国際宇宙ステーション(ISS)の運用ブランチチーフ。 外国人宇宙飛行士であってもマネジメント能力、リーダーシップ、人格などが認められればブランチチーフに登用され、過去にカナダの宇宙飛行士がロボットブランチのチーフになった例などがある。 若田さんのブランチチーフの任期は、今年の3月1日から約1年の予定。
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若田光一宇宙飛行士