つくばエキスポセンターは1月15日、全面改装を終えた2階展示場を報道関係者などに公開、翌16日リニューアルオープンした。
同センターは、つくば市(茨城)にある科学館で、年間16万人余りが来館する筑波研究学園都市の人気スポット。1985年に開かれた国際科学技術博覧会「科学万博―つくば’85」の恒久記念施設としてつくられた。
今回のリニューアルは、これまで宇宙開発の展示に使っていた2階の全スペース(722m2)を約1億円かけて全面改装し、子供から大人まで幅広い層に見てもらえる先端科学全般を紹介する内容にした。
新展示は、「夢への挑戦―のぞいてみよう科学がひらく未来」を統一テーマに、シンボル展示の「未来ビジョン」と、「超への挑戦」「ナノへの挑戦」「生命への挑戦」「環境への挑戦」「宇宙への挑戦」の5つのゾーンで構成され、様々な科学実験を実演して見せる「創造の森ワンダーランド」と銘うった子供向けコーナーも設けている。
同センターは、「今、科学の世界ではどのようなチャレンジが行われ、それによってどのような未来が到来しようとしているのかを入館者に伝えたい」といっている。
入場料は、大人300円、子供150円(3歳以下は無料)。月曜休館。問い合わせは、TEL029-858-1100 へ。
No.2010-2
2010年1月11日~2010年1月17日