国土交通省国土地理院は1月13日、カリブ海の島国ハイチで発生した大地震の復興などに役立てるため大きな被害をうけた同国南部の地球地図(デジタル地図)をインターネットの同院のホームページ上で公開したと発表した。
この大地震は、日本時間の13日午前7時に発生し、マグニチュード7.0を記録、震源近くの首都ポルトープランスを中心に全人口の3割強に当たる300万人余りが被災したと見られている。
地球地図は、地球環境の現状を正確に表す地球全体をカバーするデジタル地図のこと。1992年に建設省(現国土交通省)の提唱で作成がスタート、これまでに70カ国以上の地球地図ができている。
今回公開した地図は、同院のホームページにアクセスすれば見ることができ、地震の震央位置が印され、ハイチの地形を知ることができる。
問い合わせは、同院地理調査部(TEL029-864-5934)へ。
No.2010-2
2010年1月11日~2010年1月17日