物材機構の黒田博士が米学会の2009年度フェローに

 (独)物質・材料研究機構は11月19日、同機構ハイブリッド材料センターの黒田聖治博士が米国に本拠を置く学会「ASMインターナショナル」の2009年度フェロー(特別研究員)に選ばれたと発表した。
 ASMは、アメリカン・ソサイティー・オブ・マテリアルズ(米国材料学会)の略称。同インターナショナルは、金属、複合材料、プラスチック、セラミック、電子材料の国際的学会組織で、材料科学、材料工学の分野で卓越した成果を挙げた研究者を「フェロー」として表彰している。
 黒田氏は、サーマル・スプレー(溶射)分野で先駆的な成果を挙げ、なかでもコーティング中の応力発生過程を解明し、先進的な耐食コーティングを開発したことが評価され、今年度のフェローに決まった。

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