新潟県と陸域観測衛星「だいち」使う防災利用実証実験を実施
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月20日、陸域観測技術衛星「だいち」を地震や風水害などに利用するための防災利用実証実験を新潟県と共同で実施する協定を同県と結んだと発表した。
 「だいち」は、2006年1月24日に打ち上げた世界最大級の地球観測衛星で、災害の緊急観測をはじめ、地図の作成、海氷の観測、森林観測などに使っている。
 今回の協定は、「だいち」の観測データを用いた防災支援情報の有効性を検証し、災害発生時の気象情報をはじめとする防災情報と、衛星データとの相乗的な活用法の検討を行おうというもの。協定の期間は、2011年3月末まで。

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