(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月17日、古川聡宇宙飛行士(44歳)を国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在搭乗員にすることを決めたと発表した。
2011年の春頃にロシアのソユーズ宇宙船でISSに行き、約6ヵ月にわたって滞在し、ISSフライトエンジニアとして日本実験棟「きぼう」での科学実験や、ISSのロボットアーム操作などにあたる。ISSから地球への帰還にもソユーズを使う。
JAXAの宇宙飛行士のISS長期滞在は、若田光一さんが2009年2月中旬から3ヵ月間滞在するのに続いて、野口聡一さんが2009年12月から6ヵ月間滞在することがすでに決まっており、今回の古川さんは3人目になる。
古川さんは、医学博士で、母校・東京大学の附属病院勤務を経て、2001年1月JAXAの宇宙飛行士になった。
No.2008-49
2008年12月15日~2008年12月21日