(独)建築研究所は11月11日、今年度の2回目の「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」の評価結果を発表した。
今回は、新築、改修など合わせて35件の応募があり、それらを大学教授など学識経験者からなる評価委員会が審査し、その内の新築部門9件、改修部門1件など11件を「先導的なモデル事業」として評価、国土交通省に報告した。
「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」と評価された新築部門9件のプロジェクト名と提案者は次の通り。
▽ 阿倍野橋ターミナルビル省CO2推進事業:近畿日本鉄道(株)
▽ 東京スカイツリー周辺開発省CO2推進事業:東武鉄道(株)
▽ 自然エネルギーを活用した環境にやさしい渋谷新文化街区プロジェクト:同プロジェクト推進協議会
▽ (仮称)元赤坂Kプロジェクト:鹿島建設(株)
▽ 釧路優心病院:医療法人優心会
▽ 京都地場工務店の「省エネ住宅研究会」による京都型省CO2住宅普及プロジェクト:省エネ住宅研究会
▽ 国産材利用木造住宅による太陽エネルギーのパッシブ・プラス・アクティブ利用住宅:住友林業(株)
▽ 家・街まるごとエネルギーECOマネジメントシステム:パナホーム(株)
▽ 古都街並保存に配慮した省CO2型外断熱マンション:康和地所(株)
No.2008-44
2008年11月10日~2008年11月16日