「第10回グリーン購入大賞」を受賞:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月1日、「第10回グリーン購入大賞」を受賞したと発表した。
 グリーン購入大賞は、企業・行政・消費者が参加するネットワーク組織「グリーン購入ネットワーク(GPN)」が、環境にやさしい製品やサービスを優先的に購入する「グリーン購入」の普及拡大を目指して1998年に創設した賞で、毎年贈呈されている。
 今回の受賞は、JAXAが開発した[1]ロケット先端部(フェアリング)用の断熱材が一般建築物の断熱塗料に使われ省エネ・地球温暖化防止に大きな効果をあげている、[2]宇宙用の有機廃棄物連続処理技術を使った地上用ごみ処理機の商品化が進んでいる、[3]宇宙用の高効率発電システムが工場廃熱などを有効利用する民生用の新発電システムとして実用化されつつある、[4]航空機用ジェットエンジンの超低NOx(窒素酸化物)燃焼技術を使った世界で最もクリーンな発電用ガスタービンの商品化が進んでいる、ことが評価された。

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