(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月30日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」での最初の有償利用として(株)ロッテのガムの撮影を同日未明行ったと発表した。
有償利用は、民間企業などに「きぼう」の船内実験室の無重力環境を有償で使ってもらおうというもので、得られた成果を利用者が独占的に取得できる制度。昨年末第1回目の公募締め切りが行われ、5テーマの応募の中からロッテのPR用のガムの撮影など3テーマが決まった。
JAXAの手で行われた今回の撮影は、「きぼう」の窓から見える地球を背景に無重力の状態で漂うガムの様子をとらえたもので、同社はこの画像を販促用に使っていくことにしている。
No.2008-38
2008年9月29日~2008年10月5日