地表の凸凹が一目で分かる地形図を作成:国土地理院

 国土交通省国土地理院は10月1日、濃尾平野西部(愛知県、岐阜県、三重県)の地表の凸凹が一目で分かる地形図を作成、同日から全国の書店などで発売したと発表した。
 この地図は、「1:25,000デジタル標高地形図」と呼ばれ、航空機によるレーザー測量で得た標高データを使って作成した陰影段彩図(影と、高さごとに異なる色とで地形を立体的に表した地図)の上に2万5千分の1地形図を重ねて作った。詳細な地形の起伏がきれいなカラーで表示されている上に、地名や道路、学校など主要な施設の位置が印されているので、各地点の地形的な特徴を直感的に理解することができる。
 同院では、ハザードマップ作成の基礎資料として活用してもらいたいといっている。

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