国土交通省国土地理院は5月19日、高知市周辺の詳細な地形が誰にでも一目で分かる地形図を作成したと発表した。
この地形図は、「1:25,000デジタル標高地形図(高知)」といい、航空レーザー測量による標高データで作成した陰影段彩図の上に、2万5千分の1地形図を重ねて作った。
これまでに「東京都区部」、「名古屋」、「大阪」、「福岡」の各地区について作成しているが、「高知」はそれに続くもの。全国の主な書店及び(財)日本地図センターで販売(定価800円)している。
詳細な地形の起伏がカラー表示された上に、地名や道路、学校などの位置が重ねて表示されているので、居住地の地形的な特徴を直感的に理解することができ、ハザードマップ作成の基礎資料に活用されることが期待されている。
No.2008-20
2008年5月19日~2008年5月25日