「ウッドデザイン賞」奨励賞を受賞
:森林総合研究所/京都大学(2016年1月7日発表)

 (国)森林総合研究所は1月7日、同研究所と京都大学大学院農学研究科の共同研究グループが「ウッドデザイン賞2015」の奨励賞を受賞したと発表した。

 わが国では、戦後造成した人工林が本格的利用期を迎えている。このため、林野庁は国産材利用を拡大していく国民運動を展開している。

 ウッドデザイン賞は、その運動の一環としてウッドデザイン賞運営委員会主催、林野庁後援により顕彰している賞で、木の良さや価値を再発見させる優れた製品や取り組みを消費者目線で評価し表彰する制度。

 森林総研と京大の共同受賞は、現在進めている共同研究プロジェクト「人間の快適性に及ぼす木材の触覚、視覚及び嗅覚刺激の効果の解明」が評価された。

 この研究は、「木の良さ」を最新技術によって解明し、それが人間に及ぼす効果を科学的に裏付けることを目指している。

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