(国)国立環境研究所は11月18日、同研究所の地球環境研究センター(茨城・つくば市)がインドネシアのボゴール農科大学と温室効果ガスなどの大気観測で共同研究協定を締結したと発表した。
国立環境研と同大学は、既に2014年6月に研究協力協定を結んでいるが、地球環境研究センターがインドネシアで温室効果ガスなどの大気観測を展開することになり、ボゴール農科大学の東南アジア太平洋気候変動リスク管理センター(CCROM)と共同研究を行うためCCROMと新たにその協定を結んだもの。
地球環境研究センターとCCROMの両機関は、今後共同で温室効果ガスと大気汚染物質を測定する大気観測システムの開発を行うとともに、その観測システムをボゴール市のボゴール農科大学のキャンパス内に設置し観測を行う。
また、共同で観測データを解析し、セミナーやワークショップを開催する。