大学共同利用機関シンポジウム「研究者に会いに行こう!」開催

 大学共同利用機関協議会は11月29日午前11時30分~午後5時30分、東京・外神田(千代田区)の秋葉原UDX2階、アキバ・スクエアで大学共同利用機関シンポジウム「研究者に会いに行こう!―大学共同利用機関博覧会―」を開催する。高エネルギー加速器研究機構や自然科学研究機構、人間文化研究機構など全国の大学共同利用機関協議会が行っている最先端の研究を一般の人に知ってもらう取り組みの一環として開催する。

 研究者が自分の研究などについて語る「トークセッション」では、▽「生物多様性と地域開発」(人間文化研究機構・総合地球環境学研究所)▽「見えないひかりで宇宙をさぐる―アンデスの巨大電波望遠鏡アルマの挑戦―」(自然科学研究機構・国立天文台)▽「加速器ニュートリノ実験で迫る謎の粒子ニュートリノ」(高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所)▽「未来のコンピュータの建築学:水と光をつかって」(情報・システム研究機構・国立情報学研究所)▽「宇宙エネルギー技術から宇宙探査、地球環境を考える」(宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所)▽「総研大とは―トンガッタ研究者を育てる―」(総合研究大学院大学)など21のテーマでミニ講演が行われる。「体験ブース」では、研究者と話をしたり、研究内容を体験したりできるほか、研究所の様子を再現したブースも登場する。入場は無料。事前申し込み不要。問い合わせは、同協議会広報ワーキンググループ事務局(029-879-6047)へ。