研究員らが「地球環境論文賞」や「環境科学会奨励賞」を受賞
:国立環境研究所(2015年9月24日発表)

 (国)国立環境研究所は9月24日、同研究所の研究者が環境関係の2つの賞、(社)土木学会地球環境委員会の「平成27年度地球環境論文賞」と、環境科学会の「環境科学会奨励賞」を受賞したと発表した。

 「地球環境論文賞」を受賞したのは、地球環境研究センターの眞崎良光氏、花崎直太氏と、社会環境システム研究センターの高橋潔氏、肱岡(ひじおか)靖明氏の4氏。受賞対象となった論文は、「気候変動にともなう理論包蔵水力と流況に基づく水力発電量の将来変化」。将来の気候変動が水力発電に及ぼす影響を世界規模で論じている。

 もう一方の「環境科学会奨励賞」は、社会環境システム研究センター主任研究員の金森有子さんが受賞した。金森さんが学生時代から一貫して続けている家庭活動からの環境負荷発生量を推計するモデルの研究と、持続可能なライフスタイルに関する研究が評価された。金森さんは、「今回の受賞を励みに、今後も日本及び世界の家庭活動の理解を深め、モデル研究、シナリオ研究を続けていきたい」といっている。

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