(国)防災科学技術研究所は、「10分先の大雨情報」をメールで伝える社会実験のモニターを7月1日からさらに1000人追加募集する。同研究所と(一財)日本気象協会が共同で、激しい雨が降る最大10分前にEメールで情報を伝達する「10分先の大雨情報」の有効性を検討するための社会実験を6月1日から10月31日までの予定で実施している。この実験にさらに多くの人の意見を反映するため追加募集を行う。追加募集は、7月1日午後1時から行う。先着順。応募方法などはhttp://www.bosai.go.jp/news/pdf/20150619_02_news.pdfに。
「10分先の大雨情報」は、国土交通省が運用するXバンドMPレーダーネットワークを活用して、上空で雨を検知した時点で情報を発信し、雨粒が地上に届くまでの時間差を利用して最大10分前に事前伝達を行うもの。豪雨に対して住民の素早い非難につなげるのが狙い。予測の範囲は、東京都、神奈川、千葉、埼玉、茨城各県の大部分と栃木、群馬、山梨、静岡各県の一部。