国立科学博物館が「第32回植物画コンクール」

 (独)国立科学博物館は、「第32回植物画コンクール」の参加作品を募集する。自然への理解を図る学習支援活動事業の一環として実施しているもので、植物を正しく観察し、より深く理解し、自然保護への関心を高めることを狙いとしている。募集するのは、小学生の部、中学生・高校生の部、一般の部の3部門。1人1点で、未発表のオリジナル作品に限る。大きさは、B4判(25.7cm×36.4cm)または八つ切(27.1cm×39.2cm)サイズ。作品を折ったり丸めたりせず、作品の裏面に応募票(http://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/60885.pdfに掲載)を貼り付けて、〒305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1 国立科学博物館筑波実験植物園植物画コンクール係へ送付。受付期間は9月1日~10月31日(必着)。作品は、観察の注意深さ、表現の正確さ、芸術的な美しさなどから評価、文部科学大臣賞、国立科学博物館長賞、筑波実験植物園長賞が各部門1点のほか、佳作、準佳作が選ばれる。問い合わせは、国立科学博物館研究推進・管理課研究活動広報担当(TEL029-851-5159)へ。

 また、第31回植物画コンクール入選作品展を7月20日まで東京・台東区上野公園の国立科学博物館日本館の企画展示室で開催している。第31回コンクールでは、全国から2561点の応募があり、このうち106点が文部科学大臣賞、国立科学博物館長賞など各賞に選ばれた。この企画展では、これらの入選作品が展示されている。6月29日、7月6、13日は休館。入場料は一般620円、高校生以下・65歳以上は無料。