(国)防災科学技術研究所は6月19日、同研究所が行なっている地震情報のウェブサービス「J-RISQ(ジェイ・リスク)地震速報」に新たな機能を追加し、より使いやすくしたと発表した。
J-RISQは、地震が発生したら即時に被害状況が推定できるようにすることを目指している「リアルタイム地震被害推定システム」の略称で、既に2013年10月からウェブサービスを開始している。
同サービスのアドレスは、http://www.j-risq.bosai.go.jp/report/で、今回それに6つの新機能を追加した。
J-RISQ地震速報は、市区町村ごとの揺れの状況や、一定レベル以上の揺れにどれくらいの人が遭遇した可能性があるか、などを地図や表を使って分かりやすくコンパクトにまとめて提供している情報システム。震度3程度以上の地震が発生すると情報の提供が開始される。
追加したのは、①スマートフォン対応②地域指定機能③自動更新機能④英語版⑤RSS機能⑥KMLダウンロードの6機能で、スマートフォンからアクセスするとスマートフォン専用ページが表示され、都道府県や地区町村を選択すれば選んだ地域の情報を拡大して見ることができるようになった。