国立研究開発法人物質・材料研究機構は4月14日、アルジェリア民主人民共和国の科学研究・技術開発総局(DGRSDT)と包括協力協定を締結したと発表した。
DGRSDTは、高等教育・科学研究省に所属する組織。アルジェリア全体の科学技術研究の立案、指導、資金提供、評価を担当し、自ら再生可能エネルギーやバイオテクノロジー(生物工学)など11の直轄研究所を運営している。
今回の包括協力協定締結により今後は、DGRSDTがアルジェリア国内の大学や国立研究所のための調整役を務めることになり、「アルジェリアとの学術交流がより一層推進されるものと期待される」(物材機構)という。