4学会から9人の研究者が5つの受賞
:森林総合研究所(2015年4月17、21日発表)

 国立研究開発法人森林総合研究所は4月17、21日、同研究所の研究者ら9人が、日本森林学会木材学会など4学会から5つの賞を受賞したと発表した。

 受賞したのは、▽立地環境研究領域の橋本昌司氏▽研究コーディネータの木口実氏、木材改質研究領域機能化研究室の小林正彦氏▽林業経営・政策研究領域 林業システム研究室の都築伸行氏▽四国支所の北原文章氏▽九州支所の山川博美氏・重永英年氏・中村松三氏(現日本森林技術協会)と九州森林管理局の久保幸治氏。

 橋本氏が受賞したのは、日本森林学会の「奨励賞」で、福島第一原子力発電所事故で森林に降った放射性セシウムの時間的変動を予測した論文が認められた。

 木口氏、小林氏の2人は、日本木材学会の「第16回日本木材学会技術賞」を受賞。木と再生プラスチックとの複合材料であるWPCの劣化機構の解明と、耐候性を良くする技術の開発が評価された。

 また、都築氏は林業経済学会の「奨励賞」を、北原氏は森林計画学会の「森林計画学会賞(黒岩菊郎記念研究奨励賞)」を、山川氏ら4人は、連名で日本森林学会の「日本森林学会誌論文賞」を、それぞれ受賞した。

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