農研機構などが気候変動対策研究の成果発表会

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)や(独)農業環境技術研究所などは12月10日午後1時から、東京・西新宿(新宿区)の「新宿明治安田生命ホール」で気候変動対策プロジェクト研究成果発表会「農業分野における気候変動への対応:これまでとこれから」を開催する。発表会では、地球温暖化はわが国の農業にどんな影響を与えているのか、温暖化に対応した安定生産技術は開発されているのか、などについての研究成果を分かりやすく紹介する。研究発表会のテーマは、▽気候変動と異常気象:これまでとこれから(農業環境技術研究所)、▽ 極端現象:水資源の変動と農業への影響と対策(農研機構)、▽ 水田作・果樹・畜産における温暖化適応技術(農研機構)、ほか。続いて「農業現場における気候変動問題の現状と課題」をテーマに、研究発表者に企業経営者らを加えてパネルディスカッションが開かれる。また、研究成果のポスター展示も行われる。参加は無料。申し込みフォームからの事前申し込みが必要。締め切りは、11月30日。問い合わせは、同機構中央農業総合研究センター内 気候変動対策プロ研究成果発表会事務局(TEL 029-838-8972)へ。