(公財)つくば科学万博記念財団は10月24日、同財団主催「第16回全国ジュニア発明展」(発明学会、茨城県など後援)の入賞作品を発表した。
同発明展は、アイデアを形にするプロセスを通して日本の将来を担う小中学生の創造性を高めようと毎年開催している。今年も昨年を上回る「小学生部門」2,210点、「中学生部門」5,675点の、合わせて7,885点のアイデアの応募があり、アイデア審査を通過した203点の作品について選定を行い、両部門合わせて43点の作品が入賞作品に選ばれた。
「最優秀賞」は、小学生部門が茨城県阿見町立阿見小学校6年生の大山真桜(おおやま・まお)さんの作品「にんぷさんでもらくらくつめ切り」に、中学生部門が愛知県豊田市立高橋中学校3年生の伊藤晃君の「台風でも壊れない!~耐風(タイフウ)傘~」に決まった。
作品は、11月24日まで、つくば市(茨城)の「つくばエキスポセンター」に展示され、その後、12月6日から平成27年1月12日まで木津川市(京都府)の「きっづ光科学館ふぉとん」で、また平成27年1月31日から同3月1日まで東京・板橋区常盤台の「板橋区立教育科学館」でそれぞれ展示される。