農環研が研究成果発表会「未来につなげよう農業と環境」開催

 (独)農業環境技術研究所は11月28日午後1時10分から、東京・西新宿(新宿区)の「新宿明治安田生命ホール」で研究成果発表会2014「未来につなげよう農業と環境」を開催する。同研究所では、2年に1度、研究成果発表会を開き、研究所が取り組んでいる研究成果について一般の人に紹介している。今回は、慶応義塾大学経済学部の大沼あゆみ教授の「生態系サービスへの支払いと農業の可能性」のテーマで特別講演を行う。また、▽微気象学的視点で温暖化に立ち向かう-イネの高温障害低減に向けて、▽昆虫の情報化学物質等の機能を活用した農業技術開発、▽農作物の重金属吸収低減に向けた土壌のリスクマネージメント-コメのヒ素・カドミウム吸収のトレードオフ関係を中心に-、ほかの研究発表が行われる。ポスターセッションで、研究成果ポスターをロビーに展示して研究者が説明する。参加は無料。事前登録が必要で、希望者は、名前(ふりがな)、連絡先(電話、FAX、メールアドレスなど)、職業(業種・組織名、学年、農業生産者、一般市民など)を記して開催事務局へEメール(niaes2014@niaes.affrc.go.jp)あるいは、FAX(029-838-8199)で申し込み。締め切りは、11月27日。問い合わせは、同研究所企画戦略室(TEL029-838-8180)へ。