国総研が「第15回東京湾シンポジウム」開催

 国土交通省の国土技術政策総合研究所は10月24日午後1時から、横浜市中区の「横浜赤レンガ倉庫1号館」で「第15回東京湾シンポジウム~東京湾の水環境に関する研究~」を開催する。このシンポジウムは、東京湾再生の促進を目的に、東京湾の水環境に関して水質や水理、化学、生物などいろいろな分野での先端的研究を研究者が紹介する。2部構成となっていて、第1部は「大気・陸域との繋がり」をテーマに、▽「台場周辺海域における雨天時越流水の流出特性と水質に及ぼす影響」(東京大学)、▽「内湾環境・生態系の予測・再生に向けて ~東京湾の水質とアサリ資源量の再現~」(国立環境研究所)ほかの研究成果を紹介。第2部は、「生物生息場」のテーマで、▽「東京湾におけるマコガレイの産卵場」(千葉県水産総合研究センター)、▽「内湾の魚類の生息場間ネットワークに着目した生息場デザインの検討」(国土技術政策総合研究所)、▽「干潟域の魚類の多様性とその保全-東京湾での事例-」(茨城大学)ほかの研究発表が行われる。参加は無料。定員350人。事前登録が必要で、事前参加登録書をダウンロードして記入、FAX(046-844-1145)で、または、名前・住所・所属と登録確認のアドレスかFAX番号を記載してEメール:tokyo2014@www.meic.go.jpで申し込み。先着順。締め切りは、10月20日。問い合わせは、同研究所海洋環境研究室(TEL046-844-5023)へ。