(独)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、8月6日午前10時~午後3時30分、つくば産業フォーラム、茨城県と共同でつくば市(茨城)竹園の文部科学省研究交流センターで農業分野の研究者と異分野の企業との交流を進める異分野融合・テクノコロキウムを開催する。テーマは「みんなの力で6次産業化の推進を!」で、講演会や技術展を開く。また、平成26年度第2回農研機構産学官連携交流セミナーを同時に開催する。
技術展示では、農研機構から▽食農連携のためのWebマニュアル、ピーマンモザイク病ワクチン(中央農業総合研究センター)、▽ゴマ等の特産作物を利用した商品開発、米新品種「あきだわら」「にこまる」(作物研究所)、▽十割そばの簡易製粉・製麺装置(食品総合研究所)、などの他、カンキツ果実の試食なども行われる。講演会は、「災害用非常食米 ホッと!ライスの開発について」(中山環境エンジ(株))、「大根生産から加工販売まで」(農業生産法人(有)ナガタフーズ)、「新品種を活用した6次産業化の成功のポイント」(中央農業総合研究センター)などのテーマで開催。
午後1時からの産学官連携交流セミナーでは、「農研機構おすすめの新品種・食品加工技術―みんなの力で6次産業化の推進を!」をテーマに、「地域特産作物による6次産業化」(作物研究所)、「酵素剥皮による果実の新しい商品開発の提案」(果樹研究所)、「GABA生成乳酸菌を活用した特徴ある乳製品製造」(畜産草地研究所)などの題で講演。午前・午後とも参加は無料。異分野融合・テクノコロキウム参加は事前申し込み不要、午後のセミナーについては、当日参加も可能だが、事前申し込みを。氏名・フリガナ、所属、役職、連絡先をEメールで申し込み。問い合わせは、農研機構連携広報センター 産学官連携コーディネーター(TEL029-838-7698)へ。