世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」開花予想

 つくば市(茨城)の(独)国立科学博物館筑波実験植物園にある世界一大きい花といわれる「ショクダイオオコンニャク」の花が開花を迎えている。6月20日に同園が明らかにしたところによると、開花は7月1日~4日ころと予想している。ショクダイオオコンニャクの花は、赤紫色をして高さが2mを超え、直径が1mほど。世界一の大きさと腐敗臭で知られる。開花は2、3日という短さ。インドネシア・スマトラ島の限られた所に生育するサトイモ科の絶滅危惧種。同園では平成24年5月25日にも開花しており、今回が2例目。前回は直径51cm、重さ34kgという大きなコンニャクイモを植えつけて育成したが、今回はイモの直径が66cm、重さが70kgと巨大化している。同園では、前回よりさらに大きな花が咲くのではないかと予想している。