イプシロンロケットが日経の「最優秀賞」を受賞
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月6日、同機構と(株)IHIエアロスペースが次世代の固体燃料ロケットとして開発し、昨年1号機の打ち上げに成功した「イプシロンロケット」が「2013年日経優秀製品・サービス賞」で「最優秀賞 日本経済新聞賞」を受賞したと発表した。
 イプシロンロケットは、全長24m、重量91tの3段式固体燃料ロケット。「M-V(ミュー・ファイブ)ロケット」の後継機として2012年から本格的に開発が始まり、昨年9月に同機構の内之浦宇宙空間観測所(鹿児島・肝付町)から1号機が打ち上げられ、搭載する惑星分光観測衛星(重量340㎏)を軌道に載せることに成功、その成果が評価されて昨年11月に(公財)日本デザイン振興会の「グッドデザイン賞金賞」を受賞している。
 今回の受賞は、それに続くもので、「この受賞を励みとし、イプシロンロケットの更なる改良・低コスト化に努めたい」とJAXAはいっている。

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