(独)産業技術総合研究所は11月20日午後1時30分から、東京・外神田(千代田区)の秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル2F)で地圏資源環境研究部門の研究成果報告会を開く。テーマは「レアメタル資源の将来と日本の取るべき道」。主なプログラムは、JOGMEC・廣川満哉氏の「レアメタル資源開発動向と課題」と、東京大学・岡部徹氏の「レアメタルの供給に関するボトルネック」の招待講演を行うほか、産総研鉱物資源グループの研究者らによる▽レアメタル資源確保に対する産総研の役割▽日本におけるレアアースマテリアルフローと需給予測▽南アフリカの蛍石鉱床に伴われるレアアース鉱化作用、などの講演が行われる。また、ポスターセッションでは、▽レアメタルに関する吸着回収技術及び発光バクテリアによる土壌汚染評価手法の開発▽CO2地中貯留と微生物の融合、リスク評価▽関東平野地下に賦存する可燃性天然ガスと泉質の関係、など17の研究発表のほか、地下水研究や地圏微生物研究、燃料資源地質研究など産総研の各研究グループの紹介も行われる。参加は無料。申し込みは、受け付けフォームから。11月11日締め切り。問い合わせは、地圏資源環境研究部門成果報告会事務局(TEL029-861-4104)へ。
No.2013-41
2013年10月14日~2013年10月20日