(独)土木研究所は1月17日午前10時から、札幌市中央区(北海道)の「アスティ45」で、「土研新技術ショーケース2013 in 札幌」を開催する。これは、同研究所の研究成果のうち現場での工事などで適用効果の高い新技術について技術者向けに技術内容を講演し、技術相談を行うもの。「産業遺産の活用と観光まちづくり」のテーマで北海道大学の西山徳明教授が特別講演を行う。講演プログラムは、「災害対応技術」「交通安全技術」「環境・リサイクル技術」「維持管理技術」「コンクリート技術」などの分野で行われ、▽ダムの変位計測技術(水工構造物チーム・小堀俊秀研究員)▽河川津波における遡上距離・遡上高の推定手法(寒地河川チーム・阿部孝章研究員)▽緩衝型ワイヤーロープ式防護柵(寒地交通チーム・平澤匡介主任研究員)▽強酸性法面の中和緑化工法(資源保全チーム・横濱充宏上席研究員)▽港湾構造物水中部劣化診断装置(寒地機械技術チーム・五十嵐匡研究員)▽改質セメントによるコンクリートの高耐久化技術(耐寒材料チーム・吉田行研究員)、ほかの講演が行われる。また、新技術に関してパネル展示や技術相談も行われる。参加は無料。申し込みは、登録フォームから。問い合わせは、同研究所技術推進本部(TEL029-879-6800)か、同研究所寒地土木研究所寒地技術推進室(TEL011-590-4046)へ。
No.2012-49
2012年12月3日~2012年12月9日