放射性セシウム汚染魚について緊急調査研究を実施
:森林総合研究所/水産総合研究センター/東京大学/海上技術安全研究所/栃木県

 (独)森林総合研究所は12月4日、「高濃度に放射性セシウムで汚染された魚類の汚染源・汚染経路の解明のための緊急調査研究」を実施することになったと発表した。
 国の平成24年度科学技術戦略推進費の研究プロジェクトとして同研究所と(独)水産総合研究センター、東京大学生産技術研究所、東京大学、(独)海上技術安全研究所、栃木県が共同で行なう。
 水産物の放射性セシウム濃度は、全体として減少傾向にあるが、今年の8月に水産物で過去最高濃度のアイナメが採取されるなど高い濃度が未だに検出されている。
 今回のプロジェクトでは、約2億円かけて[1]高濃度放射性セシウム検出海産魚の汚染源・汚染経路の解明、[2]高濃度に放射性セシウムで汚染された内水面魚類の汚染源・汚染経路の解明、を行なう。

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